いかめしちゃん日記

いかめしちゃん日記

自我も真我の中

ここでしか


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1年弱ぶりに会った私の友人、

いま交際しているお相手が、すごく年下の方だそうです。

交際は楽しく順調とのこと。

 

ただ彼の方に最近、子育てしたい気持ちが芽生えてきたらしく

友人の方は、年齢的に過ぎております。

そんなこんなで、彼女は幸せと辛さの渦中にいました。

 

以前の私なら、早く彼を手放すように、と言っていたかもしれないです。

自分でも意外だけど、いまはそんな気持ちにならなかった、

要は、彼にしがみついて泣くしかないよね、ってことを言ってました。

 

何が良いことかは私にはわからない

別れるのも、しがみつくのも、どちらもエゴということはわかる、

それなら、本人がしたいことをする以外ないだろうと。

 

 

話を聞きながら、彼女にはしがみつくものがあって羨ましいな、私もしがみつくものが欲しい、と思う自分に

私は変わったんだな、と思いました。

 ”しがみつく” とは、私が毛嫌いしてた執着そのものでしょう。

 

思えば、私自身は、執着を嫌い続けることに執着しているんですよね。

執着を毛嫌いしすぎるのも、しがみつくものを持てないことも、私のエゴなんだと思います。

 

 

それでも以前にはない変化はあって

簡単に言えば、この世の理不尽な仕組みに感心したり

その中で人間はよく生きている、と感心したり。

 

確かに私は、自分でこの容赦のない仕組みに入って来ました。

 

それをまだわからない頃にメンターに言われた

「ここ(地球)には、ここでしか見られない綺麗なものがたくさんあるよ」

その意味と、メンターの優しさが、今ならわかります。

そして、ずっとわからなかったけど

人間がなぜ、祭事や祝い事をするのか、生きることを祝いたくなるのか

もっと言えば、自然や命が何を指すのか、が

最近やっとわかるような気がします。 

 

 

 

二人の終わりがきたなら私が慰めるから、と言っておきました。

そこにあるのは全部が彼女と彼だけのものです、すべてが糧になるように願います。

 

彼女と彼の、その先の話。

今度会ったときに聞かせてもらうのが楽しみです。