いってきます
5月末は私の誕生日でした。
誕生日の朝は、毎年恒例で元カレからメッセージが届きます、本当にマメな人です。
彼とはフラれて終わった関係です。
今の関係は良好、メッセージのやり取りは短く楽しかったものの
彼に対しては、自分が寂しい女のような、仄暗い気持ちがあったことを、思い出しました。
いまも、繰り返して、なにかと寂しい女になりたがる自分がいます。
その部分は変わらず残ってるんだな。
そういうのいらないんだけど、少し不幸なのが安心だったり愛着だったりするようです。
自分を何割か不幸にしておきたい癖のようなものね。
辛いことも足りないことも楽しいもんね。
でもこれは表面の私がしていること、
ここ何日かでより片付いてきています。
大切なのは、私が幸せであること。
何があっても決まっていて変わらない。
迷うこともある、最近は忘れてもいたけど、
その度に思い出せばいい。
そして、その夜のこと。
寝る準備をしていたときに、頭の中で「いってきます」と聞こえました。
初めは、なんで?と思ったのですが
それは、生まれるときに自分が言ったものでした。
そうそう、そうだった。
「いってきます」と言ってここにやって来た。
送り出してくれた存在がいるんだな、私には。
そんなことも、ふと思い出した。
生まれるときの自分の声が聞けたことも、嬉しかった。
ここまで本当に頑張ったねと
頭をなでて、しっかりねぎらってあげました。
いってきます、には理由があることも知っている。
その理由に、これからも応えていきたいと思います。