変わりたい？

（前回のブログに引き続き、まだ長女の自宅にいます。当初の予定より滞在期間を延ばしております）

「変えたい変わりたいっ」　と　先日次女がTwitterで呟いてました、

自分に絶対の自信がある次女が 変わりたい、と言うのが意外だなと思いました。

一般的に使われる 変わりたい というワードを以前から不思議に思っていたんだけど、

変わりたいって何だろう？？

この世のものは、変わらないものはない、必ず変化していく。　

そんな中自分から変わりたいと求めるのだから　目指す自分を見つけて、そこへ歩みを進めたいのか

現状に不足や未熟さを感じて、もっと良くなりたいという願望だろうか。

次女の呟いた「変わりたい」とは、世間の常識に照らし合わせて設定したものではなく、

純粋に自分から湧き出たものであってほしいと思う。　

ここからは私の場合

特に変わりたいとは思わなかったが、変わっていったという話。

覚えているのは、2017年末に私がとった行動が始まりだった。

占いに行ってみたのです、

動機は 変わりたい ではなく、行き詰まっていたから。

占い師を前に席につき「自分がどんな人間だったか今となってはもうわからない　自分迷子です」と質問したのだけど

結果、その占い師は優秀でした。

次々と遠慮なく、あなたはこんな人です　と話してくれる

わがままで冷淡で分析屋‥‥と続くそれらは、欠点と取られるようなことばかりが目立った。

欠点ばかりだなと内心苦笑する私に、とてもおしゃべりな彼は延々と解説してくれた。

そのおしゃべりな彼が言うには

例えばワガママは、悪いことではない、人に流されないとか、そういうこと。

協調性は最低限あれば、それ以上はあってもなくてもいいんだと。

協調性がない人が、自分には協調性があると思い込んで行動するは大変なこと、

自分の性格を見誤るとしんどい、という意味のことを言ってた。

性格とはただの特徴のようなもの、良い悪いはないよ、

そんな説明もされたような気がする。

でも、その後しばらくは、自分がただ欠点が多い人に思えてスッキリしなかったけど。

簡単に言ってみれば、

目から鱗でした。

この出来事が、視点を変える分岐点になったことは確かです、

そして私は変わっていった。

いまから思えば、

その後何年もかけて自己受容していくきっかけだった。

自分自身がこのうえなく大切とわかっていれば、変わっても、変わらなくてもいい。

私が思う　変わるって、

自分への理解が深まっていく、理解の旅、真理がわかっていく過程。

つまり 本来の自分に戻ることだと思うのです。

いまでも、もちろん

私は、刻々と変わっています。

この話は、続きがありそうなので、またいつか書きたいと思います。