分かり合う他人
彼女には 可愛い が詰まってると思います。
弘中ちゃんが今年の2月に本を出したときに、応援の気持ちを込めて買いました。
その本の中に、たまたまやった占いから得たことを語るところがあります。
占いは数秘術で、弘中ちゃんは数秘7の人、私も同じ7の人です。
弘中ちゃんいわく、数秘7の持つ要素が、自分にとても刺さった とのこと
7の人は「人と人は分かり合えないという諦念を持っている」らしいです。
この要素に関して彼女の言葉で
「結局みんな他人 であること」
「自分以外の人を完璧に理解することはできないし、自分のことを完全に理解してくれる人もいない」
という考えが書かれています。
本を読んだ2月当時、ちょうどモヤモヤしたものを抱えていた私は
弘中ちゃんの言葉に、まさに胸がスッとする思いでした。
私は何より「個」でいたいのです。
この感覚を言葉にしてもらえたおかげで、穏やかになった記憶があります。
一方で、みんなが繋がっていて、分かり合えるはず という考え方もあります
これも正しいでしょう。
だけど私はこう思う みんな他人 私は独り。
こうして言葉にすると投げやりなようですが
でも、その奥の奥では、みんなは一つだとわかっています。
個 から一つになるまで、 何層構造になってるんだろう??
過去には、極度に孤独になって、眠れない時期もあったし
人にわかってもらいたくて悶えていました。
いまでも わかってほしい悶え は、ときどき発動していますが
無理に黙らせるのもよくないので、出るときは出てもいいと思います。
それでも、わかってもらうこと を 諦められた部分は、以前より大きいかもしれません。
分かり合えないことを、わかったうえで、少しでも分かろうとした方がいいし
自分の本質は一切変えずに、歩み寄ることもした方がいい
絆とか助け合いとかも、積極的に必要です。
私も人から助けてもらっていることに、とても感謝しています。
そのうえで私の本心は
みんな他人だから 勝手にやって そしてちゃんと幸せでいてね と願っています。
もっと言うと
最終的には、みんなが幸せじゃないと私の幸せは完全ではない とも思っており
だから、この先ずっと不完全であり続けます。
そこでは 個 ではなくなり、孤独もなくなります。
ひとまず、完全には分かり合えないことを、理解している同士がいれば、それで十分、
目に見える表層の世界では。
いつもありがとう。